2000-12-14 ArtNo.24698
◆向こう5ヶ月の工業生産成長率6.06%:IEGレポート
【ニューデリー】経済成長研究所(IEG:Institute of Economic Growth)は、今日の景気の低迷が来年初には復調するものと予想、向こう4~5ヶ月の工業生産成長率(industrial growth)を6.06%と予測した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが12月12日報じたところによれば、B. B. Bhattacharya教授に率いられるIEGの調査チームは同期間のインフレ率を8.25%、ルピーの為替相場を1米ドル=47.17ルピーに想定している。
それによると、石油製品価格の上昇からトラック運賃は15~20%アップ、冬作の収穫不振から2000年12月-2001年2月の間のインフレ率は現在の7.41%から8.25%に上昇するものと見られる。工業部門の低調なパフォーマンスと不順なモンスーンがサプライ・サイドからのインフレ高進を招く見通しと言う。
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