2000-12-14 ArtNo.24691
◆マハラシュトラ州自動車補助工業、存亡の危機に直面
【プーナ】自動車産業が直面するリセッションは、マハラシュトラ州プーナー近郊のPimpri-Chinchwadベルトの1000社を越える自動車補助ユニットを工場閉鎖か身売りの瀬戸際に立たせている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月13日報じたところによれば、同地区にはほぼ2000社の自動車補助ユニットが存在するが、親会社のTata Engineering、Bajaj Auto、Bajaj Tempoが大幅な生産削減を通じて不況の乗り切りを図る中で、これまでにない深刻なリセッションに直面している。
自動車部品製造業者協会(ACMA:Automotive Component Manufacturer's Association)会頭を務めた経歴を有するDinesh Munot氏は、「少なからぬ大手メーカーが納入業者への支払いを滞らせており、その結果多くの下請け企業が銀行返済不能に陥っている」と指摘した。
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