2000-12-12 ArtNo.24659
◆カルナタカ州、アパレル・パークに中央政府の補助要請
【バンガロール】カルナタカ州政府はKashiram Rana繊維産業相に対し、アパレル・パークの開発を巡り、1)中央政府の50%直接補助、2)補助条件の緩和、3)労働規則の緩和、4)電力問題の処理権限強化等の提案を行った。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月10日報じたところによれば、カルナタカ州政府のB.S. Patil工業部次長は、プロジェクト・コストの50%を中央政府が補助し、州政府が20%、金融機関が残りの30%を拠出することを提案、またイージー・アシスタントを通じてプロジェクトを加速すべきだと指摘した。
それによると、2001年2月までに全ての認可手続きを完了し、来年の6月までに着工する必要がある。年間10億米ドルの衣料輸出を目指す州政府は、中央政府の提案に基づきバンガロール近郊におけるパークの開発を準備している。中央政府は総合的パークを計画しているが、州政府は入居テナントやパークのサイズを限定することを提案した。パークは、道路・空港へのアクセス、廃水処理施設、倉庫施設等、高品質なインフラを整備せねばならず、そのために20~30クローの投資を必要とする。
繊維産業省は、民間航空省と協議し、バンガロール空港からの貨物便の運航を許可すべきで、貨物輸送施設も整備せねばならない。現在アパレルの輸出はチェンナイかムンバイを経由している。
この他、州政府は労働、電力問題等を処理する特別な権限を認められる必要があると言う。
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