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2000-12-11 ArtNo.24650
◆リコー、傘下複写機会社3社の統合を否定
【カルカッタ】リコーは事務機関連企業3社の権益を有するが、これら3社のインド業務を統合する計画はないと言う。これら3社とは、Ricoh India、Gestetner、Prima Division of Godrej & Boyce Mfg Coで、それぞれ異なるブランドの複写機ビジネスを手掛けている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月8日伝えたところによれば、リコーは当初RPG Ricohを通じてインド市場にプレゼンスを築いたが、3年前にRPGが合弁会社から手を引いたため、Ricoh Indiaは今や完全出資の子会社になっている。2番目の企業Gestetnerは、依然として英国のGestetner Plcが支配権益を握っているものの、リコーは2年前にGestetner worldwideの支配権益を買収しており、それ以来Gestetnerのインド子会社もリコー・グループの一員になった。リコーはまた1年前に英国拠点の完全出資子会社NRG International Ltdを通じてGodrej & Boyce Mfg Co Ltdと多機能複写機のマーケッティング/アフター・サービス契約を結んでおり、インドではGodrejのPrima Divisionが同業務を手掛けている。リコーは傘下にRex Rotary、Nashuatec、Gestetnerの3ブランドを擁し、Godrejはチェンナイ拠点のRex Rotary Indiaの支援を受けている。
Godrejの東部インドにおける複写機新モデルの発表会に出席するため当地を訪れたNRG International Ltdの製品部長Amanda Broadbent女史によると、インドに限らず、世界の他の地域でもリコーは異なる企業、異なるブランドを通じてプレゼンスを築いており、これはリコーの世界戦略に基づくものである。リコーの権益は同戦略を通じて維持、拡張されている。加えて複写機業界は様々な市場セグメントを包含しており、インドにおけるグループ企業3社は異なるセグメントに関係している。譬え部分的にオーバーラップしても、健全な競争関係が保たれ、こうした競争関係から3社とも利益を受けていると言う。
ちなみにインドの複写機市場は800クロー(US$1.73億)と見積もられ、内450クローが製品(年間約3万台)、残りがサービスで占められている。リコーは進出した全てのセグメントで支配的な市場シェアを占めており、世界的には複写機市場の40%のシェアを握っている。
Prima Division of Godrejの1999-2000年度売上は55クローで、Godrej & Boyce営業額の10%に貢献した。2000-01年度のそれは95クローが見込まれ、グループ営業額への貢献は15%にアップする見通しと言う。
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