2000-12-11 ArtNo.24641
◆香港CLP、パワージェン・インド資産の80%を買収
【アーマダバード】英国拠点のPowerGen Plcは、インドにおける資産の売却を図っていたが、香港拠点の中華発電公司(CLP:China Light and Power Company)と20:80の合弁会社を設立し、同合弁会社に全てのインド資産を移転することで後者と合意した。
インディア・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月8日報じたところによれば、この結果CLPはGujarat PowerGen Energy Corporation(GPEC)がグジャラート州に設けた好収益を上げる655MW(メガワット)のPagathuan発電事業のみならず、パワージェンのインドにおける全ての資産の支配権益を握ることになった。これらにはマドヤプラデシュ州Bina及びウッタルプラデシュ州Rosaのプロジェクトも含まれる。
合弁の詳細は向こう2~6週間内に詰められるものと見られ、Pagathuan事業の具体的取引額も明かではないが、2000クロー(US$4.32億)は下らない見通しだ。またPagathuanプロジェクトに関してはタタ・グループが参画する可能性はほぼなくなったと言える。
インド市場からの撤退の意思を表明していたパワージェンは、個々のプロジェクトの権益や資産を売却するよりも、全てのプロジェクトの資産/負債をパッケージにして単一のバイヤーに売却する道を選んだようだ。
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