【ニューデリー】地場製薬大手Ranbaxy Laboratories Ltd(RLL)の完全出資子会社、Ranbaxy Pharmaceuticals Inc(RPI)は11月に4種類の抗感染薬(anti-infective)に対する米国食品薬品局(FDA:Food and Drug Administration)の認可を取得した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月6日報じたところによると、これによりRPIは2000年度に入って以来、合計8件の簡略化新薬申請(ANDA:abbreviated new drug application)に対するFDAの認可を得たことになる。
バクテリア感染症治療薬のDoxycline Monohydrateは“AB”の格付けがなされ、500mgと100mgのカプセルが認可された。最終製品はRPIの完全出資子会社Ohm Laboratoriesにより製造される。スミスクライン・ビーチャムの抗生物質Amoxil(アモキシリンの商品名)のジェネリック・バージョン、Amoxicillinの500mgと875mgタブレットにはやはり“AB”の格付けがなされた。この他、ミノサイクリン(Minocycline)の50mg、75mg、100mgカプセルも認可され、これらの製品は12月末までに発売される。これによりグループの治療薬セグメントのポートフォリオは一層拡大されると言う。