2000-12-07 ArtNo.24623
◆独占監視委員会、マイクロソフト捜査報告書の提出を重ねて指示
【ニューデリー】独占/制限的商行為監視委員会(MRTPC: Monopolies & Restrictive Trade Practices Commission)は4日、調査登録総監(DGIR:Director General of Investigation and Registration)に対し、マイクロソフトとそのインド子会社の独占及び制限的商行為の嫌疑に関する暫定捜査報告書(PIR:preliminary investigative report)を来年1月15日までに提出するよう重ねて指示した。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月5日報じたところによれば、マハラシュトラ州ムンバイ在住のL J Shah氏からマイクロソフトのライセンス契約は独占及び制限的商行為を禁止したインドの法規に違反しているとの訴えを受けたMRTPCは今年9月、マイクロソフトに対する関係捜査を怠ったDGIRを譴責するとともに、今月4日までにPIRを提出するよう命じた。しかしながら今月4日の審理に際しても依然としてPIRが提出されなかったことから、MRTPCはDGIRに最後のチャンスとしてさらに4週間の猶予期間を与え、同期間内にPIRを提出するよう重ねて命じたと言う。(SEAnews:2000-09-26号参照)
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