2000-12-06 ArtNo.24606
◆世界のバイオテック企業トップが来月バンガロールに参集
【バンガロール】情報技術(IT)企業のラッシュに続き、世界のバイオテック企業がカルナタカ州バンガロールに大挙進出する兆しが生じている。マサチューセッツ工科大学やカリフォルニア工科大学(パサデナ)の教授陣やSpotfire、Proteome、Base4 Bioinformaticsの最高経営者(CEO)、さらには英国AstraZenecaのMathew Woodwark氏らが、来年1月半ばにバンガロールに参集する。
エコノミック・タイムズが12月4日伝えたところによれば、インド政府の情報技術局(information technology department)、カルナタカ州政府、そしてインド産業連盟(CII)は、AstraZeneca Research Foundation India及びBiocon India Groupと共同で、来年1月15日-17日の間バンガロールで、バイオインフォマティクス及びゲノミクスに関する国際シンポジウムを開催する。
Astrazeneca Research FoundationのAnand Kumar取締役によると、会議では、微生物、ヒト・ゲノミクス、遺伝子製品の分析、プロテノミクス等の課題が討議され、これらに関わる科学/産業/投資の最新動向が紹介される。
地元InfosysのNarayana Murthy会長はバイオテクノロジー情報管理部会の議長を、DSQ SoftwareのV N Balaji氏はゲノミクスとそのバイオテクノロジーへの影響に関する部会の議長を、Centre for Human Genetics(バンガロール)のSharat Chandra理事はゲノミクスとライフサイエンスR&Dの統合に関する部会の議長を、それぞれ務める。
キー・スピーカーにはマサチューセッツ工科大学のCharles Cooney教授、英国アストラゼネカのMathew Woodwark国際コーディネーター、米国Viaken SystemsのStephen Gardner最高経営者(CEO)、米国SurroMedのNancy Grove医療主任(CMO)、米国SpotfireのChristopher Ahlberg最高経営者(CEO)、米国ProteomeのJames Garrels社長兼CEO、カナダ企業Base4 BioinformaticsのMartin Sumner-Smith社長兼CEO、米国Molecular SimulationsのScott Kahn副社長(ライフサイエンスR&D担当)らが含まれる。
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