2000-12-06 ArtNo.24598
◆トラクター会社L&T-JOHN Deere、95%地元部品使用率目指す
【チャンディガル】地元のLarsen & Toubroと米国企業Deere & Coが50:50の対等出資で設立したトラクター製造会社L&T-JOHN Deere Ltd は、向こう3年間にトラクターの地元部品使用率を95%以上に引き上げる方針だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月3日報じたところによれば、L&T-JOHN DeereのKlaus Ramsauer重役(CEO)はこのほど同紙に以上の方針を明らかにした。それによると、地元部品使用率は既に70%に達しており、操業4年目の2002-03年までに同比率を95%に引き上げるとともに、年間3万台の販売を目指す。
マハラシュトラ州プーナ近郊Sanaswadiに設けた工場にはこれまでに4000万米ドルを投資した。同工場の最適な年間生産レベルは3万台で、生産規模は年間6万台まで拡張できる。既存の5310モデルは55馬力で、1999-2000年度の販売実績は40台にとどまったが、今年は既に500台を販売している。同社は38馬力の5103モデルと47馬力の5203モデルのプロットタイプを目下開催中の“Agro Tech 2000”に展示しており、比較的低馬力のこれらのモデルの発売により、市場シェアが大幅に拡大するものと期待している。
Sanaswadi工場にはトラクターの組み立てラインの他、エンジンとトランスミッションの生産ラインも備えられていると言う。
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