2000-12-05 ArtNo.24580
◆AP州政府、Shilpi氏をCyberabad開発の顧問に
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州政府は、未来のハイテク・シティー、Cyberabadをハイデラバード市街から区分し、周辺の16ヵ村も包摂して再開発するため、グジャラート州アーマダバード拠点の設計士でコンサルタントも務めるVaasthu Shilpi氏を顧問に指名した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月1日伝えたところによれば、特別区画を設け、目的に応じた開発を行うことを目指すアンドラプラデシュ州政府は、新たにアンドラプラデシュ市街地開発法(Andhra Pradesh Urban Areas Development Act)を制定、既存の条例に取って代わらせる計画だ。これにより州政府は特別地区を指定して効率的な開発を行えるようになり、16ヵ村を包含する約8000haの土地が、ハイテク・シティー“Cyberabad”に生まれ変わる。
州政府は新条例の下、民間部門と手を結び観光名勝地等の開発も計画しており、Cyberabadとともに、Hussainsager湖周辺のBuddha Purnima地区も特別区に指定される予定だ。同地区にはNTRガーデン、ロック・ガーデン、IMAXシアター等の開発が計画されており、州政府とハイデラバード都市開発局(HUDA:Hyderabad Urban Development Authority)が準備を進めている。
情報技術(IT)企業の進出が続く中でCyberabad周辺の不動産価格は急騰しているが、州政府はHUDAのような専門機関が調整役を務めることにより、状況を注意深くモニターし、スピーディーな開発を図れるものと見ている。コンサルタントらは、1週間以内にもCyberabad開発のマスタープランを州政府に提出する見通しと言う。
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