1995-07-21 ArtNo.2458
◆<馬>ペラ州、ルム港工業パークにM$3億投資誘致
【ルム】ペラ州ルム・ポートに隣接した320haの工業パークには既に28社が合計3億Mドルの投資を予定、約62haが入居契約済みとなっている。
ルム・ポートの開発を委ねられたルム・マリタイム・ターミナルSdn Bhd(LMT)のハルン・ハリム理事によると、平方フィート当たり土地価格は昨年比30%増しの6Mドルで、入居予定のテナントは主に貿易業者、運輸業者、製造業者から成る。
一方、2億5000万Mドルのルム・ポート開発事業はマハティール首相の臨席の下に7月24日に起工式が催され、向こう10年間に5期に分けて進められる。第1期工事では長さ200メートル、水深10メートルの多目的埠頭が建設される。工期は18カ月で1万トン・クラスの船舶2隻、または3万5000トン・クラスの船舶1隻が接岸できる。第2期工事では液状バラ荷用桟橋が設けられる。やはり工期は18カ月だが、着工時期は未定。
LMTにはペラ開発公社(PDC)が30%、ハリム・ラシップ・ホールディングズSdn Bhdが30%、Ipcoインターナショナルが40%を出資している。LMTはこの他、同パークに進出する投資家のためにマンジュン、ヒリル・ペラ、ペラ・トゥガの3地方政府事務所と共同で2週間前から50万人以上の周辺住民の労働登記作業を開始した。またハリム・ラシップ・ホールディングズはペラ州政府と合弁で荷主や中小運輸業者を対象とした総合兵站サービス会社を設立、更にLMTはアジア・トゥガラ・アビエアーション・サービシズSdn Bhdと合弁でセスナ機によるエア・タクシー・サービスも準備していると言う。(NST:7/20)
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