1995-07-21 ArtNo.2457
◆<馬・泰>陸橋計画で日本国際協力機構を座長に6カ国会議
【クアラルンプル】マレーシア、タイ、インドネシア、シンガポールの域内4カ国に日本、韓国を加えた6カ国の政府民間部門代表が来月クアラルンプルで会合し、マレーシアのペナンとタイのソンクラを結ぶ陸橋計画を協議する。
ブルナマ通信が19日報じたところによれば、陸橋計画の推進役を務めるマハティール首相は去る5月の訪日の際、積極的なロビー外交を展開した模様で、今回の円卓会議の座長は日本国際協力機構(JAIDO)代表が務める見通しだ。ペナン/ソンクラ間の鉄道施設の改善、インド洋と南シナ海を結ぶ全長180キロの石油パイプラインの建設が計画されており、これによりマラッカ海峡の混雑解消が図られる。パイプラインの建設には3年を要し、コストは10億米ドル以上と見積もられている。(BT:7/20)
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