【ムンバイ】インド製薬業者機構(OPPI:Organisation of Pharmaceutical Producers of India)はマハラシュトラ州プーナにハイデラバードやチェンナイにおけるものと同様のバイオテクノロジー・パークの開発を計画している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月29日伝えたところによれば、Johnson and Johnson Ltdの社長を務めた経歴も有するOPPIのAjit Dangi総務理事(DG)は同紙に以上の消息を語った。それによると、OPPIは製薬業界ばかりでなく、外国銀行2行とベンチャー・キャピタルの代表も参加する専門チームを組織、準備作業を進めている。
パークはプーナ近郊Hingewadiの100エーカーの土地に開発される。プーナには高等学府や情報技術(IT)企業が多数存在するため、パークの建設地に選ばれた。同地の隣接地には500エーカーのインフォメーション・テクノロジー・パークが設けられている。
マハラシュトラ州政府は、最近州内に進出する製薬企業に対する奨励措置パッケージを発表しおり、地元企業の他、外資の誘致も図られる。パークではバイオインフォマティクス、プロテオノミクス、臨床研究/試験、基礎調査、アナログ調査、薬品開発等が手掛けられると言う。