【ムンバイ】国際価格が急落する中、インドの鉄鋼業界は値下げと生産削減の検討を強いられている。
エコノミック・タイムズが11月29日伝えたところによれば、国際価格の下降は、国内市況の改善と時を同じくして生じた。熱間圧延コイル(HRC)のトン当たり国際価格は180~200米ドルと、ルピーに換算すれば、1万ルピー以下に値下がりしているが、国内市場では依然1万5500~1万6500ルピーで取り引きされている。
鉄鋼業界筋によれば、国内市場の競争も加熱しており、この方面の値下げ圧力も高まっている。
国内の主要HRC製造業者には、Steel Authority of India Ltd(Sail)、Tata Iron and Steel (Tisco)、Essar Steel、Jindal Vijaynagar、Ispat Industries.が含まれる。