SEAnews 2000-11-30 ArtNo.24552

【プーナ】Finolex Industries Ltd (FIL)はポリ塩化ビニール(PVC)樹脂とＰＶＣの製造能力を向こう2年間に2段階に分けて拡張する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月29日、ＦＩＬのP.P. Chhabria会長の年次総会における言を引用し、報じたところによると、同社は年間13万トンのＰＶＣ樹脂製造能力を有するが、200クロー(US$4322万)を投じて、6万トンの製造能力を追加する。またマハラシュトラ州Ratnagiri工場のＰＶＣパイプ製造能力は、30クローを投じて現在の1万トンから2万6000トンに拡大される。これに伴いＰＶＣの社内消費は年間5万6000トンに拡大する。
一方、ＦＩＬが施設内に灯油とディーゼルを蓄える許可を取得したことから、Bharat Petroleum Corporation Limited (BPCL)はＦＩＬの低温処理施設を装備した桟橋を利用して液化石油ガス(LPG)の輸入／貯蔵／搬出業務を手掛ける。ＦＩＬは今後同様のアレンジを通じ、桟橋の稼働率をさらに高める計画だ。