【ムンバイ】Enron India Ltd(EIL)オフィシャルは、Dabhol phase-IIプロジェクトの行方に関してマハラシュトラ州政府から正式の意思表示がなされるまで観望姿勢をとる方針を決めたもようだ。
インディアン・エクスプレスが11月29日報じたところによれば、EILのJane Wilson副社長は、ボンベイ商工会議所主催セミナーの会場で同紙に「ダブホール・プロジェクトに見直しを加え、Dabhol Power Company(DPC)との電力購入契約を廃棄する可能性を検討するとのマハラシュトラ州首席大臣の談話を紙上で目にしたが、マハラシュトラ州政府から何の意思表示も受けていないため、現状では同問題にコメントできない」と語った。
EILもDPCもそれ以上のコメントを控えているが、EILのWade Cline重役(COO)は28日、同社幹部と一連の会議を行い対策を協議したようだ。