2000-11-29 ArtNo.24543
◆ソニー、来年PC/プレイステーションをインド市場に投入
【ニューデリー】ソニーの完全出資子会社Sony Indiaは、製品ポートフォリオを拡大する戦略の一環として来年度は、ウォークマンやカメラの新モデルの他にVIAOシリーズのパーソナル・コンピューター(PC)やソニー・プレイステーション、さらにはGSMセル式電話機をインド市場に投入する。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが11月28日報じたところによれば、ソニー・インディアは月曜のステートメントで以上の方針を明らかにした。ソニー・インディアのイシイ・テルオ重役(MD)によると、需要さえ見込めれば将来インドで製造業務を手掛けることも検討する。
またインターネット関連領域における向こう2年間の投資額も2倍の6クロー(US$129万)に拡大され、Eイニシアチブに3クロー(US$65万)が投資される。
この他、バンガロールに設けた2つのソフトウェア開発センターのスタッフを2倍の60人に増員する。Sony Architecture and Design Divisionは東京方面のハイエンド製品ニーズに応じ、Sony Systems Design Internationalはアジア太平洋地域のソフトウェア需要に応じる。
ソニー・インディアの昨年の年商は613クローをマーク、今年は720クロー(US$1.55億)を見込んでいると言う。
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