2000-11-29 ArtNo.24534
◆ベクトン・ディッキンソン、US$3千万投じ製造施設拡張
【ニューデリー】米国のヘルスケア・メジャー、Becton Dickinsonは3000万米ドルを追加投資し、インドにおける製造能力を拡張するとともに、地元ヘルスケア企業の買収も検討している。
エコノミック・タイムズが11月27日伝えたところによれば、Becton Dickinson IndiaのChandra Dutt Sharma重役(MD)は同紙に以上の計画を語った。それによると、ハリヤナ州Bawalの工場には1997年以来7000万米ドルが投じられ、目下医療機器や診断装置が製造されている。同社はさらに3000万米ドルを投じ、製造能力を拡張するとともに、新製品の製造も手掛ける。しかしSharma氏は投資を実行するタイムフレームは明らかにしなかった。
Sharma氏によると、機会さえ存在すれば、企業買収も検討するが、買収の対象になりそうな企業はそれほど多くない。地元の豊富な人材を活用し、インドで研究やデザインを手掛けることも考えられる。目下この種の活動は米国、欧州、そしてシンガポールで手掛けられている。
昨年の営業額は350万米ドル、利益は170万米ドルをマーク、今年の売上は450万米ドル、利益は200万米ドルと見込んでいると言う。
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