【ムンバイ】マハラシュトラ州政府は製薬関連の製造施設を州内に設けることを奨励する特別パッケージを準備する方針だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月25日報じたところによれば、マハラシュトラ州のVilasrao Deshmukh首席大臣は“インド薬剤CD-ROM”出版記念式典の席上、州内、取り分けVidarbhaやMarathwada地区に進出する製薬会社に特別優遇パッケージを提供する考えを明らかにした。首席大臣は、一部の製薬会社がマハラシュトラ州からゴアに製造拠点を移しつつ有るとの指摘に触れ、以上の公約を行ったもの。
Associated CapsulesのAjit Singh重役(MD)によると、インフラストラクチャーの未整備から多くの多国籍製薬会社がThane及びMulundの施設を閉鎖し、ゴアに移転していると言う。
一方、インド製薬業者協会(Indian Drug Manufacturers' Association)のN.H. Israni会頭は、Mumbai、Pune、Nasikに製薬関連研究開発(R&D)施設を誘致し、製薬R&Dのトライアングルを形成することを提案した。
Food and Drug Administration (FDA)とIndian Pharmacopoeia (IP)委員会が共同で出版した“The CD ROM on the Indian Pharmacopoeia (IP)”には149種類の薬品情報が収集されており、価格はCD-ROM版が2000ルピー、全2巻から成る書籍は5000ルピー。