2000-11-28 ArtNo.24527
◆ウィプロ、カルカッタにメガ・ソフト開発センター開設
【カルカッタ】インドの情報技術(IT)トップ企業Wipro Ltdは、世界の法人顧客に奉仕するため西ベンガル州に最大級のソフトウェア・デベロプメント・センターを設ける。
カルカッタ市内Salt Lake Electronic Complexの12エーカーの区画に設けられる施設は、最終的に2500人の専門スタッフを雇用、ウィプロの国内における6番目のソフトウェア開発センターになる。その立ち上げと運営はウィプロのITサービス子会社Wipro Technologiesが担当する。ウィプロ・テクノロジーズが西ベンガル州に拠点を設けるのは今回初めてのこと。ウィプロ・テクノロジーは目下、バンガロール、ハイデラバード、チェンナイ、プーナ、グルガオンにソフトウェア開発センターを設けている。
新センターはインド東部におけるウィプロのテクノロジー・ハブを務めるとともに、輸出市場にも奉仕する。投資額は未定だが、消息筋は100クロー(US$2161万)は下らないものと予想している。
ウィプロは当初、カルカッタとオリッサ州ブーバネスワルの何れかに新ソフトウェア開発センターを設けることを検討したが、最終的にカルカッタを選んだと言う。
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