【バンガロール】インド宇宙調査機構(ISRO:Indian Space Research Organisation)は毎年通信衛星2基を打ち上げる計画で、2001年には50以上のトランスポンダーを追加、需要の急増に応じる。
エコノミック・タイムズが11月24日報じたところによると、ISROのK Kasturirangan会長はテクノロジー・コンファランスの開幕式の席上、以上の計画を語った。それによると来年はINSAT 3CとINSAT 3Aの打ち上げを予定している。ISROは過去25年間に、年間2基の通信衛星を製造し、ユーザーの用途に応じてカスタマイズする能力を培った。インドは現在INSATシリーズの多目的衛星6基を保持し、これらは国内の電気通信、放送、気象観測のバックボーンをなしている。
ISROは最近、機能障害が頻発したINSAT 2Bの修復努力を放棄、機齢7年の衛星はそのライフスパンに終止符を打った。