2000-11-23 ArtNo.24479
◆10月の乗用車販売、今年初以来初めて昨年同期を下回る
【ニューデリー】今年10月の乗用車販売台数は3万8028台と、昨年同期の4万8200台に比べ21.1%、前月の6万528台に比べ37.2%、それぞれ下降、この結果年初7ヶ月の販売台数は34万2922台と、昨年同期の34万8614台に比べ1.6%の落ち込みを見た。月間販売台数が昨年同月を下回ったのは、今年1月以来初めてのこと。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが11月22日、インド自動車製造業者協会(SIAM)の発表を引用し報じたところによれば、国内最大の乗用車メーカーMaruti Udyog Ltd (MUL)の10月の販売台数は1万8721台と、昨年同月の2万9126台を35.7%、前月の3万5959台を48%、それぞれ下回ったが、依然として業界全体の販売台数の約50%を占めた。
MUL以外のメーカーも、伝統的に市況が活況を呈する祝祭日シーズンにも関わらず、売上の下降を見た。
Hyundai Motor India Ltd (HMIL)の10月の販売台数は7363台と昨年同期の6409台を上回ったものの、前月の8283台には及ばなかった。
Daewoo Motors India Ltdの10月の販売台数は4564台と、昨年同期の3259台を上回ったが、やはり前月の4720台を僅かに下回った。
Hindustan Motorsの10月の販売台数は1714台と昨年同期の1809台、前月の2865台を、いずれも下回った。
Tata Engineering & Locomotive Company Ltd(TELCO)の10月の販売台数は2518台と、昨年同月の4793台、前月の3609台から大幅な落ち込みを見た。
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