2000-11-23 ArtNo.24478
◆ダイナミック・ロジスティクス、航空貨物コンプレックス設置
【プーナ】Dynamic Logisticsは、マハラシュトラ州プーナのコンテナ荷役ステーション“ICD-Dighi”内に、総合的な航空貨物コンプレクスを設けた。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月22日伝えたところによれば、ダイナミックのPramod Talera取締役は同紙に以上の消息を明らかにするともに、「これによりダイナミックは顧客から預かったコンテナ貨物をプーナからムンバイ市内のSahar Air-Cargoコンプレックスに移送できる」と語った。それによると、Swissair、Lufthansa、Singapore Airlines、Air India、IATA等の主要航空会社はダイナミックのICDコンプレックス内に営業拠点を設けている。
ダイナミックはムンバイのLCL(Less than Container Load)貨物業者と提携し、ICD-Dighiにおいて処理したLCL貨物をNhava ShevaのDronagiriコンテナ・フレイト・ステーションに送り、さらに世界各地の最終目的地に直送できる。同様に輸入されたLCL貨物も間もなくプーナで処理できるようになる。
輸出入業者はこれによりコストを30~35%節約できる。これまでLCL貨物はゲートウェイ・ポートに輸送され、さらにシンガポールやドゥバイ、コロンボ等の国際中継港で再処理されねばならなかった。このためコストと時間が嵩んだ。
航空貨物コンプレクスの完成によりダイナミックはプーナ周辺地域の外国貿易のニーズに応じるワンストップ・ショップを務められるようになったと言う。
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