2000-11-22 ArtNo.24466
◆ヒロー・ホンダ、US$2161万投じ二輪車製造能力アップ
【チェンナイ】ホンダと地元ヒーロー・グループが各26%出資するHero Honda Motors Ltdは100クロー(US$2161万)を投じて二輪車の年間製造能力を現在の100万台から125万台に拡張する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月21日伝えたところによれば、ヒーロー・ホンダのAtul Sobti上級副社長(マーケッティング)は同紙に以上の計画を明らかにした。それによると来年は100CCモーターサイクル2種類の発売を予定しており、そのための設備拡張はハリヤナ州のDharuheraとやはりハリヤナ州のGurgaonの工場で進められる。目下前者は年間60万台、後者は同40万台の製造能力を有する。設備拡張は来年3月までに完成されねばならない。2種類の新モデルはそれぞれ都市部と準都市部の顧客をターゲットにしている。
今年4-10月の同社の2輪車販売は57万2000台と、昨年同期比40%の成長を見た。この内65%はSplendor、25%はCD100とCD100SS、10%はCBZとStreetだった。
ホンダが独自の子会社を設立して二輪車製造に乗り出した問題に関して、Sobti氏は「2004年までホンダはインドでスクーターの製造のみを手掛け、その後も製品のオーバーラップを極力回避することから、ヒーロー・ホンダが脅威を受けることはない」と語った。
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