2000-11-20 ArtNo.24437
◆クインタイル、薬品開発サービスにデータ/統計サービス追加
【ムンバイ】Quintiles Spectral (India) Ltd(QSIL)はインドにおける総合的薬品開発サービスにデータ・マネージメントと生物学的統計サービスを加えた。
インディアン・エクスプレスが11月18日報じたところによれば、年商16億米ドルのQuintiles Transnationalが完全出資するQSILは今や総合的な薬品開発サービス、フェーズ2~4の薬品試験に関わるプロトコル開発調査、調査データの分析を手掛ける他、製品の登録や商業化サービスも提供する。
このほど当地を訪れたQuintiles TransnationalのDennis Gillings重役(CEO)によれば、QSILはまたそのサービスをインターネットを通じて販促することを可能にするウェブ・ベースのツールを導入することを検討している。
同社はインド薬品研究事業への情報技術(IT)の応用を梃子に、世界及び地元の製薬会社が臨床調査領域におけるリーダーシップを握るのを支援する。
同社は多国籍製薬会社が臨床調査業務をインドに移転する際の、また調査研究を中核とする地場製薬会社が国際市場に進出する際のゲートウェイを務める。
医師のためのGCP(Good Clinical Practices )コースも手掛けるインド子会社は、インド国内の70以上の病院と緊密な関係を構築している。Quintilesは1997年にインドにオフィスを設けた後、過去3年間に調査人員100人以上にGCP訓練を施してきた。2000年6月現在、アーマダバード、バンガロール、ムンバイに60人のスタッフを配置、製薬会社20社のために30件以上の調査を手掛けていると言う。
|