2000-11-17 ArtNo.24413
◆Rourkelaスチール、マッキンゼイの再建案に着手
【カルカッタ】Steel Authority of India Ltd (SAIL)がオリッサ州に設けた子会社Rourkela Steel Plant (RSP)は、コンサルタント会社McKinsey & Coが作成した2001年までに現金収支の黒字(cash-positive)回復を目指す事業再建計画に着手した。
インディアン・エクスプレスが11月15日伝えたところによれば、プロジェクト・ビジャイ(Vijay:勝利)と命名された再建案は、RSPのパフォーマンスを強化することにもつながる。RSPは親会社が作成した戦略の下、今年上半期の業績を既に改善させている。
RSPの再建計画の立案と実行を委ねられたマッキンゼイは、生産、マーケッティング、組織、3領域のパフォーマンスを測定する主要指標を設定する最初の3週間の調査を完了した。SAIL筋によれば、RSPの再建計画は3段階に分けて進められる。第1段階では、コークス炉、熱間鋼帯製造施設、第2スチール・メルティング・ショップ、鉱石ベッディング&ブレンディング・プラント、マーケッティングの各部門における8つのパフォーマンス指標が設定される。8つの指標とこれらの指標の目標値は既に設定されており、組織面やマーケッティング面におけるイニシアチブもRSPにより採用されつつあると言う。
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