2000-11-16 ArtNo.24405
◆国際電話会社VSNL、リース回線料金を大幅引き下げ
【ニューデリー】国営国際電話会社Videsh Sanchar Nigam Ltd (VSNL)は13日、2001年1月1日よりインターネット・リース回線(ILL)及び国際専用リース回線(IPCL)の料金を大幅に引き下げると発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン及びエコノミック・タイムズが11月14日報じたところによれば、これは光ファイバー・ケーブル・キャパシティーの国際価格が下降したのに伴うもの。
例えばマハラシュトラ州ムンバイ及びケララ州コーチにおける2Mbps(メガビット毎秒)のILLの年間料金はこれまでの418万ルピー(US$9万339)から125万ルピー(US$2万7015)に、IPCLのそれは1640万ルピー(US$35万4440)から400万ルピー(US$8万6448)に、それぞれ下方修正される。
またIPCLの2年契約には10%、5年契約には25%、ILLの2年契約には5%、5年契約には20%の割引がオファーされる。
一方、VSNLは初めて155Mbps以上の高速専用回線のIRU(Indefeasible Right of Use)価格を発表した。IRU契約の下、ユーザーは15~20年の耐用期間を通じてケーブルを使用する権利を買い取ることができる。またこれまで欧州、米国等、地域により異なる料金が徴収されて来たが、来年1月1日からは一律料金が徴収される。新料金の申請書はVSNLのウェブサイト“www.vsnl.com”で手に入る。
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