2000-11-15 ArtNo.24394
◆Morepen Lab、製剤業務拡張し、66種類の新薬発売目指す
【ニューデリー】年商400クロー(US$8644万)のMorepen Laboratories Ltd(MLL)は製剤(formulation)業務に重心を移し、向こう3年間に66種類の新薬を市場に投入する計画だ。
インディアン・エクスプレスが11月13日伝えたところによれば、MLLは胃腸病、呼吸器系感染症、皮膚病、心臓病、肺病、精神病に関わる専門薬の開発に力を入れる。またマーケッティング・スタッフも150人から325人に、2倍以上に拡大、国内市場への浸透率を高めるとともに、新薬の販売態勢を強化する。
MLLのSushil Suri新会長兼MDによると、同社はこれまでジェネリック製品(特許期限後に開発会社以外の企業により量産される薬品)の国際市場をターゲットにビジネス・モデルを構築してきたが、製剤事業に進出すると同時に、国内市場の開拓に力を入れ、バランスのとれた経営を目指す。Sushil Suri氏は、38歳の兄KB Suri氏が病で急死したため、2週間前に新会長に就任した。
MLLは目下32品目の製剤を市場に投入しているが、今後は一般内科薬から専門薬に照準を移し、手掛ける薬品の品目も拡大する。長期的には製剤と店頭薬に重心を置く計画と言う。
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