2000-11-15 ArtNo.24389
◆インターネット・ブームでカラー・モニター業界も活況
【ムンバイ】インターネット・ブームは様々な部門に恩恵を及ぼしているが、パーソナル・コンピューター(PC)用カラー・モニター業界もその1つに数えられる。カラー・モニターの普及率はカラー・テレビジョンの3分の1程度と見られるが、インターネットのブームに乗って年率50%以上の急成長を遂げている。
ザ・ヒンドゥーが11月12日伝えたところでは、インド・カラー・モニター市場では、目下、韓国のSamsungが28%、LGが23%、地元のSamtelが20%のシェアを占め、残りのシェアは、Zenith Computersや無名ブランドが分け合っている。
トップ3社の中で国内に製造施設を有するのは、これまでSamtelのみだったが、LGもサムソンも最近、製造施設を設け、インドを輸出基地にする計画を明らかにしている。
今年の販売台数は昨年の130万台から200万台に拡大する見通しで、平均価格を8000ルピー(US$172)とすれば、市場規模は約1600クロー(US$3.46億)に達する。一方、白黒モニターの販売台数は3年前の50万台から今年は15万台に縮小する見通しだ。
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