1995-07-20 ArtNo.2438
◆<星>タマセク、不動産事業権益をピデムコ・ランドに移転
【シンガポール】ピデムコ・ランドは、親会社の政府系企業タマセク・ホールディングズから不動産管理会社5社の権益、10億Sドル相当を引き継いだ。
ピデムコが18日発表したところによると、譲渡されたのは、トレジャリー・ビルディングを所有・管理するシンガポール・トレジャリ・ビルディングLtdの80%権益、ラッフルズ・シティを所有するラッフルズ・シティ(プライベート)Ltdの31.6%権益、ウェスティン/スタンフォード・ホテルを経営するRCホテルズ(Pte)Ltdの31.6%権益、セレギー・コンプレックスやイーストコースト・シーフード・センターなどを所有する不動産投資会社アーバン・デベロップメント&マネージメント・カンパニーPte Ltdの100%権益、ホテル・プレミア(プライベート)Ltdの100%権益で、市場筋はピデムコ上場に向けての準備と観測している。リチャード・フー蔵相も昨年、ピデムコを2年内に民営化すると述べたが、ピデムコ・スポークスマンは、この点に関して今年は公募は行わないと語った。(ST,BT,LZ:7/19)
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