2000-11-13 ArtNo.24364
◆BASF、TCGからポリスチレン工場の支配権益買収
【ムンバイ】ドイツのルートヴィヒスハーフェン拠点のBASF Aktlengesellschaftは、ニューヨーク拠点のThe Chatterjee Group(TCG)がグジャラート州Dahejに設けた年産6万トンのポリスチレン工場の支配権益を買収した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが11月9日TCGスポークスマンの言として報じたところによれば、プロジェクトのコストは200クロー(US$4322万)で、Dahejの工場は今年初に既に試運転を開始している。BASFとTCGは合弁会社Polymers Pvt Ltd (PPPL)を設立、工場の経営に当たる。
BASFスチレン・ポリマー部門のWerner Patrolus主任によると、インドのポリマー市場は今後年率10%以上の成長が見込めると言う。
BASFは今回の買収を通じ、インドに進出を果たした最初のグローバル・ポリスチレン・メーカーになったが、合弁会社の出資率等の詳細は明かにされていない。
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