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2000-11-13 ArtNo.24352
◆ソニー、ウェブ放送巡りペンタメディアとの交渉再開
【ニューデリー】Sony Entertainment Television(SET)は同社の3チャンネルをPentamedia Graphicsのストリーミング・ポータル、numtv.Comに有料チャンネルとして加える交渉を再開した。
エコノミック・タイムズが11月9日報じたところによれば、SETのKunal Dasgupta重役(CEO)はPTI通信に以上の消息を語るとともに、両社の交渉が破談したとの報道を否定した。それによるとペイ・チェンネル・モデルが合意に達するならnumtv.Comにおける放送が再開される。
業界消息筋によると、インターネット・サーファーは10月2日までnumtv.Comを通じてソニーの3チャンネル、Sony Entertainment/Sony Max/Sony AXNにアクセスできたが、SETとペンタメディアの売上分与を巡る紛糾からその後アクセスできなくなった。SETとペンタメディアは当初、広告収入は折半、受信料収入は70:30の比率で分配するはずだった。
ペンタメディアとの交渉再開は、SETが今会計年度の売上の15%下降を認めたのと、ほぼ時を同じくしている。STAR Plusの番組「Kaun Banega Crorepati(KBC)」が好評を博し、SETの午後9-10時の視聴率は大幅に下降した。
Dasgupta氏はこの点に関して、KBCに対抗する番組を直ちに組む可能性を否定、SETにはKBCに対抗し得る番組が今のところないことを認めた。しかし午後8-10時、午後7-9時、午後10-12時の時間帯については、ソニーは依然として他の放送局をリードしおり、市場調査会社Intamの報告通り、トップ50番組中23番組はSETのもので占められている。いずれにしてもSETは新たなイニシアチブの下、今後2ヶ月間に一連の新番組を紹介、視聴率の挽回を図る計画と言う。
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