2000-11-08 ArtNo.24323
◆ジューニパ、エリクソン等と高速ルーターの流通契約に調印
【ニューデリー】Pradip Sindhu氏やVinod Khosla氏等の海外在住インド人により創設された年商2億米ドルのネットワーキング企業Juniper Networksは、Bluestar、Ericsson、Alcatel、Nortelと、独自開発したインターネット・ルーターのインドにおけるマーケッティング及びディストリビューション契約を結んだ。
エコノミック・タイムズが11月7日報じたところによれば、ジューニパ社は1998年に最初の製品を発売して以来、年率70%の成長をマーク、2000年までにハイエンド・インターネット・ルーター市場の22%のシェアを占め、業界最大手Ciscoのライバルとして浮上している。
ジューニパのAshok Krishanmurthi国際部副社長(エニジニアリング担当)によると、同社の顧客にはMCI Worldcom、Verio、QWest、Cable & Wirelessが名を連ねており、同社はインドにおいても大手のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)に照準を合わせている。消息筋によれば国営国際電話会社Videsh Sanchar Nigam Ltd(VSNL)は目下ジューニパのルーターをテスト中だ。
Pradip Sindhu技術主任(CTO)の発案に成るジューニパのエンジニアの30%はインド人で占められていると言う。
|