2000-11-07 ArtNo.24309
◆蔵相、GDP成長1%ポイント鈍化の可能性を初めて確認
【ニューデリー】ヤシュワント・シンハ蔵相は4日、今年通年の国内総生産(GDP)成長率が当初の見通しを1%ポイント下回る可能性を初めて認める一方、政府が採用した4ポイントの戦略により成長基調は回復すると自信を表明した。
エコノミック・タイムズが11月5日伝えたところによれば、シンハ蔵相は「公共サービスと憲法」と題するセミナーの席上、「今年通年の成長率は当初予想された7%から譬え5.8%に鈍化しても、4施策を通じて1)財政赤字を抑制、2)輸出を促進、3)改革を加速、4)行政の透明度アップする目標を実現できる。また世界経済の成長率が2~3%を越えることはなく、6%の成長率を恥じる必要はない」と指摘した。
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