2000-11-07 ArtNo.24306
◆AP州、インフラ/観光/IT/バイオ領域への日本投資期待
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州のN Chandrababu Naidu首席大臣は3日、日本投資家に4領域、即ち1)インフラストラクチャー、2)観光、3)情報技術(IT)、4)生物工学領域への投資を呼びかけた。
インディアン・エクスプレス及びヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月4日伝えたところによれば、ナイドゥ首席大臣は、インド産業連盟(CII)とアンドラプラデシュ州政府が共催した“Doing business with Japan”セミナーの席上、臨席した日本代表団に対し、以上の呼びかけを行った。それによると、インド、取り分け国内ソフトウェア専門家の23%を擁するアンドラプラデシュ州にITハードウェア・ユニットを設ける日本企業は、大きな成長の潜在性を見出すことができる。アンドラプラデシュ州はIT、取り分けハードウェア部門の振興に力を入れている。ソフトウェア開発、データ・センター、テクノロジー・パーク、テレコミュニケーション、スマート・ガバメント・プロジェクト、あるいはコール・センターやメディカル・トランスクリプション、法律データベースと言ったIT対応サービスなど、様々な領域への投資が開放されている。
インフラストラクチャーは州政府が投資誘致を目指すメイン領域で、ハードウェアやアパレル・パーク等の工業パーク、ガス・パイプライン、特別経済区、ロジスティクス・ハブ、港湾、空港等への投資が歓迎される。
観光部門も大きな投資潜在性を有し、ナイト・サファリ、植物園、バード・パーク、ディズニーランド等の開発が望まれる。
アンドラプラデシュ州は日本語の学習を奨励しており、あらゆる領域において日本の協力を必要としていると言う。
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