2000-11-06 ArtNo.24299
◆MUL、10月の販売台数1万7670台、前月比50%ダウン
【ニューデリー】Maruti Udyog Ltd (MUL)の10月の乗用車販売台数は1万7670台と前月の35207台に比べ49.8%、昨年同月の2万8095台に比べ37.1%、それぞれ下降した。10月には国内業界全体の自動車販売台数も前月を約38%下回った。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月3日と2日、MULの発表を引用し報じたところによれば、MULの10月の市場シェアは約50%のレベルを維持した。モデル別販売台数の内訳は、Maruti 800が8775台(1万6223台)、Omni vanが2934台(5908台)、Zenが3022台(5755台)、Altoが1853台(2953台台)、Wagon-Rが521台(2508台)、Esteemが1462台、Balenoが398台で、何れも前月(括弧内数字)を大幅に下回った。
労組のストライキが続く中、MULは10月を通じて1万7000台の乗用車を製造した。同月の最終操業日30日には1100台が生産され、1462台が出荷された。通常1日の生産台数は1250台で、ほぼ平常の生産水準が回復されたが、市況は依然として低迷している。この日はほぼ3800人が職場に復帰、内1167人は組合員、残りの2600人はトレーニー、見習い工、臨時工で、MUL傘下の合弁会社も120人を緊急派遣したと言う。
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