2000-11-06 ArtNo.24293
◆Indal、オリッサ州工場のアルミ精錬能力を2倍に拡張
【ムンバイ】国営National Aluminium Company Ltd(Nalco)が精錬施設の拡張計画を発表したのに続き、Aditya Vikram Birlaグループ傘下のIndian Aluminium Company Ltd(Indal)もオリッサ州Hirakudに設けた精錬施設の能力を2倍に拡張する。
エコノミック・タイムズが11月3日報じたところによれば、IndalのS K Tamotia社長兼CEOは同紙に以上の方針を語った。それによると、Hirakud工場の年産能力は現在の3万トンから6万トンに拡張される。300クロー(US$6483万)と見積もられるコストは内部資金で賄われる。
AVビルラ・グループのHindalcoに1008クローで最近買収されたIndalのアルミ精錬能力は24万2000トンと、現時点では国内最大。しかし第2位のNalcoは総額1600クロー(US$)の拡張計画の下、目下年間23万トンの精錬能力を37万5000トンに拡張する方針を発表している。
Indalのカルナタカ州Belgaumの年産6万7000トンの精錬施設は目下遊休しており、Hirakudの設備能力が拡張された後、前者の約2万7000トンのキャパシティーが後者に移転される。これは後者の電力コストが前者を下回るため。
Indalの精錬能力拡張計画は、N K Chaudhary重役(MD)が第2四半期業績発表会の席上明らかにした長期戦略に基づくものと言う。
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