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2000-11-06 ArtNo.24292
◆上半期の対米鉄鋼輸出162%増加
【ニューデリー】今年上半期(2000年4-9月)のインドの対米鉄鋼輸出は67万6000トンと、昨年同期の25万8000トンから162%の拡大を見た。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月3日伝えたところによれば、インド鉄鋼省が発表した公式統計数字は、米国商務省(DOC)の暫定予測値とほぼ一致している。今年上半期の対米鉄鋼輸出を額で見ると、昨年同期の5517万米ドルから2億2991万米ドルに317%ジャンプした。インド鉄鋼製品輸出のこうした急成長は、皮肉なことに、インドが米国の保護貿易措置により国内鉄鋼産業が打撃を受けたとして世界貿易機構(WTO)に訴えた時期と一致している。
しかし反ダンピング税の対象とされた品目の今年上半期の輸出は極めて低水準にとどまっており、これらには溶接炭素鋼管(welded carbon steel pipes & tubes)、スチール・ワイヤー・ロープ、裁断炭素鋼板(cut-to-length carbon quality steel plate)、ステンレス・スチール・ワイヤー・ロッド、ステンレス・スチール・フランジ、ステンレス・スチール・バー、ステンレス・スチール・ラウンド・ワイヤー、炭素鋼突き合わせ溶接パイプ備品(carbon steel butt-welded pipe fitting)が含まれる。
その実、対米輸出収入の60%は熱間圧延(HR)シートとプレート(コイル)の僅か2品目により占められており、この他の品目では鋼片(bloom)、ビレット&スラブ、ワイヤー・ロッド、オイル・カントリー・グッズの売上が顕著な増加を見た。
対米鉄鋼輸出品は昨年上半期には14品目だったが、今年上半期は18品目に拡大している。昨年同期には輸出されず、今年上半期に輸出された品目には、cut-to-length plates、light shaped bars、tool steel、standard pipe、oil country goods、cold rolled stripが含まれ、これに対して昨年上半期には輸出されたが、今年上半期は輸出されなかった品目としては、heavy structural shapes、non-classified pipe & tubing、galvanised hot dipped sheets & stripが挙げられる。
鉄鋼省は、今年上半期の対米輸出の急増から、DOCがインド産鉄鋼製品に対する新たな反ダンピング調査に乗り出すのではないかと懸念している。
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