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2000-11-02 ArtNo.24274
◆日航ホテル、インド観光開発公社傘下ホテルの管理契約獲得目指す
【ニューデリー】Nikko Hotels Internationalは、政府がインド観光開発公社(ITDC:Indian Tourism Development Corporation)を民営化するのを待って、ITDC傘下ホテル・チェーンの管理契約獲得を図る計画だ。
エコノミック・タイムズが10月31日伝えたところによれば、日航ホテル・インターナショナルのマチダ・ショースケ共同会長は同紙に以上の計画を語った。インド政府はLazard Credit & CapitalをITDC政府持分売却の国際顧問に指定した。同マーチャント・バンクは12月までに報告書を政府に提出する見通しで、政府は2002年3月までにITDCの民営化を完成させることを目指している。
インド政府はデリー、バンガロール等の戦略地点のITDCホテルは、その所有権を維持し、ホテル業界の主要プレーヤーにリースすることを計画している。
マチダ氏によれば、日航ホテルは、ITDCの不動産に関心はないが、戦略投資家とマネージメント契約を結ぶことを目指している。
最近地元Sunair Hotelsとオペレーティング・サービス契約を結び、デリーに最初のホテルをオープンした日航ホテルは、ムンバイ、ハイデラバード、バンガロール等の主要都市に、さらに5つのホテルをオープンすることを計画している。
日航ホテル・チェーンの拡張は、日航の航空網の拡張計画と密接に関係しており、日航はブディスト・ツアー・パッケージ等の販促を計画している。
日航ホテルは日系企業が集中している都市や日系ビジネス旅行者が頻繁に訪れる地域に照準を合わせており、例えばハイデラバードとバンガロールはインドのソフトウェア産業の拠点として日本企業の関心を集めていると言う。
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