1995-07-19 ArtNo.2426
◆<馬>国家航空産業政策立案で専門委組織
【クアラルンプル】マレーシアは向こう5カ月間に国家航空産業政策を立案する。
MIGGHT(高度科学技術のためのマレーシア政府/業界グループ)の会長を務めるマレーシア航空(MAS)のタジュディン・ラムリ会長が、17日に総理府で催された航空セミナーで語ったところによると、マレーシアの航空工業は現在支援産業でしかないが、ビジョン2020の目標を実現するため、公共/民間両部門は協力して、航空機部品や国産機の製造に乗り出さねばならない。またそのためには製造/訓練の両側面を強化する必要がある。MIGHTは1カ月以内に専門委員会を組織し、この日セミナーに提出された約40編の報告書に検討を加え、5カ月以内に国家航空産業政策を立案、政府に提出する。政府はパイオニア・ステータスに類似した奨励措置を設けるとともに、インフラストラクチャーを整備し、同産業の成長を支援する。マラッカ州バトゥ・ブルンダムのエアロ・スペース・インダストリアル・コンプレックスは10月末に完成する予定で、同コンプレックスでは航空機の修理や関連人材の訓練が行われると言う。(MBT,BT,LZ:7/18)
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