2000-10-31 ArtNo.24243
◆Datamatics、ナスダック登録Saztecの支配権益買収
【ムンバイ】マハラシュトラ州ムンバイ拠点のナレッジ・マネージメント専門会社Datamaticsは、米国ナスダック登録の同業者でボストンをベースにするSaztec International Incの58%の権益を現金で買収した。
インディアン・エクスプレスが10月28日伝えたところによると、DatamaticsのLS Kanodia会長はeFE通信に以上の消息を語った。Kanodia氏によれば、Saztec買収により、米国におけるマーケッティングが容易になる。今日、顧客はナスダック登録企業とインド企業を天秤に掛けており、ナスダック企業の買収により、同社のマージンは自動的に拡大する。Saztecの取締役会には、Datamatics代表が加わるが、Saztecのマネージメント・チームは現状のまま維持される。Saztecは米国に3オフィスを擁し、英国とドイツに、それぞれ子会社を設けている。
Datamaticsは企業買収資金として100クロー(US$2161万)を準備、目下英国上場企業の買収を目指している。
資本市場における資金調達に関しては、ナスダックか、ニューヨーク証取(NYSE)への上場を検討している。両市場にはそれぞれメリットが有り、ナスダックはNYSEに比べ変動性に富むが、テクノロジー銘柄の市場と見なされている。また早ければ2001年1月、遅くとも同年4月までにインド国内市場に上場する。
グループはこれ以前にDatamaticcs Technologiesを先ず国内市場に、次いで海外市場に上場させ、その後Datamatics Ltdに関しても同じパターンで内外証取に上場させると発表していた。Kanodia氏によれば、Datamatics Technologiesの海外上場は、国内上場後6~12ヶ月以内に実現する見通しだ。同社は国内と海外市場において、それぞれ10%のシェアを公開する計画と言う。
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