2000-10-31 ArtNo.24238
◆ヒンドスタン・コッパー、政府に精錬施設拡張資金注入要請
【カルカッタ】経営再建を図るHindustan Copper Ltd(HCL)は拡張計画を実行するため政府に新たに100クロー(US$2161万)の注入を求めた。ちなみに政府はHCLの50%の持分を戦略パートナーに売却する計画で、既に関係入札を募集している。
エコノミック・タイムズが10月28日伝えたところによれば、HCL筋は同紙に関係提案は既に政府に提出され、回答を待っていると語った。それによると、HCLは政府から得た新資金をGhatsila及びKhettri鉱山における製錬施設の拡張計画に充当する方針だ。同拡張計画は既に政府の認可を得ている。Ghatsilaにおける年間製錬能力は現在の1万6000トンから2万5000トンに、Khettriのそれは3万1000トンから4万5000トンに、それぞれ拡張される。
HCLは過去3年赤字続きだが、損失の額は1999年9月期の172.01クローから2000年9月期の137.77クロー(US$2977万)に縮小している。
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