2000-10-27 ArtNo.24209
◆バーティ、シングテルとUS$6.5億海底ケーブル合弁
【ニューデリー】インドの大手テレコム企業Bharti EnterprisesとSingapore Telecommunications Ltd (SingTel)は24日、6億5000万米ドルを投じてシンガポールとタミールナド州チェンナイ及びマハラシュトラ州ムンバイを結ぶ海底ケーブルを敷設すると発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが10月25日伝えたところによれば、バーティ・グループのSunil B Mittal会長はこの日記者会見し、両社は対等出資で全長1万1800キロの海底ケーブル敷設事業を進めると語った。
富士通とフランスのAlcatel Submarine Networksが海底ケーブルの設計/製造/敷設/試運転を引き受けた。DWDM(dense wavelength division multiplexing)技術を採用した海底ケーブルの帯域は毎秒8.4テラビットと、世界最大で、シングテルを通じ全世界の通信網にリンクされる。工事は既に着手されており、2001年末までに稼働、稼働後はバーティ・グループ以外の他のテレコム企業の利用にも供される。
ちなみにシングテルは最近、バーティ・グループ企業に4億米ドルを注入する計画を発表している。
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