2000-10-27 ArtNo.24206
◆Sail、コンサルタントにDurgapur工場の採算性調査依頼
【カルカッタ】冶金事業専門のコンサルタント会社M.N. Dastur & Coは国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)が西ベンガル州Durgapurに設けたAlloy Steels Plant (ASP)の採算性に関する調査を進めており、関係報告書は3ヶ月以内に完成する。
ヒンドゥ・ビジネス・ラインが10月25日伝えたところによれば、Braja Kishore Tripathy鉄鋼担当国務相は先頃、ASP及びDurgapur Steel Plant (DSP)を視察した際以上の消息を語った。同相によれば、ASPが閉鎖されることはなく、コンサルタントの報告を得た後、合弁方式の採用や鉄鋼産業開発基金(SDF)から施設近代化用に5クローを借入れる可能性等が検討される。
DSPの稼働率は90~95%に達しているが、市況の低迷と半製品が全体の56%を占める状況から、財政再建が滞っている。連続鋳造を通じ100%の稼働率を達成するために、ブーム・カスターや炭塵注入施設に投資する可能性も将来検討される。
SailはDSPの第3号高炉と鉄道用車輪/車軸の検査施設増設に100クローを投じる方針を決めている。この内第3号高炉だけで96クロー、車輪/車軸検査施設には残りの4クローが、それぞれ投じられると言う。
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