SEAnews 2000-10-25 ArtNo.24195

【ムンバイ】日立製作所が完全出資するメインフレーム製品取り扱い海外子会社Hitachi Data Systems(HDS)はインド市場におけるプレゼンスを強化する狙いからテクノロジー、ビジネス・ソルーション統合会社Deldot Systems Ltd(DSL)を再販及び公認サービス・プロバイダーに指名した。
インディアン・エクスプレスが10月24日伝えたところによると、年商32クロー(US$691万)のＤＳＬは戦略ビジネス部門を通じインド国内においてネットワーク統合／イメージング・文書管理／ソフトウェア製品・ソリューション／情報技術(IT)教育・訓練領域におけるデータ・プロテクション・ソリューションや関連サービスを提供している。
インドにおけるメインフレーム向け記憶装置市場の9％のシェアを握るＨＤＳは、マーケット・リーダーのヒューレット・パッカードと競争している。
ＨＤＳのアジア太平洋地域チャンネル事業担当取締役Karl Mclean氏は「ヒューレット・パッカードや他社の成功から見て、ディストリビューション・チャンネルに進出する機が熟している。より効率的で、管理しやすいチャンネル・ビジネスを実現する環境が醸成されており、また過当競争やサプライ・チェーンへの過度な負荷を回避できる」と語った。
ＨＤＳのGreg Cornfield副社長兼ＧＭによると、3年内にチャンネル・ベースの売上が営業額の70％を占めることになる見通しと言う。