2000-10-25 ArtNo.24189
◆小型車3モデルの需要に支えられ上半期の自動車販売30万台突破
【ニューデリー】今年上半期(2000年4-9月)の乗用車販売は、小型車3モデル、Daewoo Matiz、Hyundai Santro、Tata Indicaに対する強い需要に支えられ、マーケット・リーダーのMaruti Udyog Ltd(MUL)の不振にも関わらず30万4894台をマーク、昨年同期(30万414台)を1.4%上回った。
エコノミック・タイムズが10月24日インド自動車製造業者協会(SIAM)の最新データを引用し報じたところによれば、今年6月には全国一律の最低販売税率が導入され、市況が冷却したにも関わらず、MUL、Fiat、Mercedesの3社を除き、他社の売上はいずれも昨年同期を上回った。
MULの上半期の販売台数は、値下げによる需要引き上げ努力にも関わらず昨年同期の20万496台から16万8274台に16%ダウン、市場シェアも昨年同期の66%から55%に縮小した。フィアットの販売台数は昨年同期の1万795台から5385台に半減、メルセデスのそれも562台から393台に減少した。
Hyundaiの今年上半期の販売台数は昨年同期の3万1849台から4万3845台に37.6%アップ、業界2位の座を守った。同じく韓国系Daewoo Motors Indiaの販売台数は1万4668台から2万9129台に倍増、地元Tata Engineering & Locomotive Company Ltd(TELCO)のそれは2万1774台から2万5187台に拡大した。
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