【ニューデリー】マハラシュトラ州、アンドラプラデシュ州、カルナタカ州は、国営Konkan Railway Corporation (KRCL)が提案した“スカイ・バス・メトロ(SBM)システム”を導入する可能性を検討している。
エコノミック・タイムズ及びヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月23日報じたところによれば、KRCLのB. Rajaram重役(MD)はインド産業連盟主催の“大量高速輸送システム(MRTS)”セミナーの席上、“own your metro scheme”の下にSBMシステムを導入するよう提案した。
1989年鉄道調査世界会議に提出されたレポートによれば、レールの下部に吊られたボギーにより移動する軽量交通手段、SBMの建設コストは高架鉄道の50%、地下鉄の25%で済み、時速45キロ以上で走行できる。
KRCLのD G Diwate取締役によれば、この種のシステムはドイツ等の一部の国でモノレール方式のものが使用されているが、大量輸送手段として利用されている例はまだ存在しない。こうした中でマハラシュトラ州はムンバイ市内に率先して同システムを導入する可能性があると言う。