2000-10-24 ArtNo.24178
◆専用集積回路製造のMosChip、US$227万拡張計画
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州ハイデラバードを拠点に家電製品向け専用集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)やネットワーキング・モジュールの製造を手掛けるMosChip Semiconductor Technology Ltd (MSTL)は10.5クロー(US$227万)を投じて事業の拡張を図る。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月21日、MSTL幹部の言として報じたところによれば、拡張計画には、ハイデラバード/バンガロール/プーナ/チェンナイ/ノイダにおけるデザイン・センターの設置、米国/台湾におけるマーケッティング・オフィスの開設、他企業の買収が含まれる。企業買収に関してはATM(非同期転送モード:asynchronous transfer mode)/SONET(synchronous optical network)領域の企業がターゲットとされ、同目的には約2クロー(US$43万)が投じられる。
Andhra Pradesh Industrial Development Corporation Venture Capital Ltd (APIDC-VCL)が最近同社発行株式の19.5%(7.82クロー)に相当する152万5000株を1株10ルピーで買収した。この他、プロモーターのK. Ramachandra Reddy/C. Dayakar Reddy/Vinay D. Kumar3氏が合計72.83%、従業員が7.67%のシェアを握っている。
MSTLは1株10ルピーの新株267万9000株を公開する計画で、この内200万9000株はブック・ビルディング方式で私募にかけられ、66万9000株は固定価格で公募される。Karvy Investor Services LtdとFortune Financial Services (I) Ltdが私募の正副幹事を務める。
MSTLは目下高速データ通信及びインターコネクティビティー・アプリケーション用集積回路(IC)の製造を計画していると言う。
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