2000-10-23 ArtNo.24159
◆スコダ、新自動車政策発表後までオクタビアの発売延期
【ムンバイ】チェコスロバキアの自動車メーカー、Skodaは新自動車政策の発表を待ち、Octaviaのインドにおける発売計画を延期した。
エコノミック・タイムズが10月20日伝えたところによれば、スコダはヒンドゥーの祝日Diwali(10/31)以前にOctavia1.9 TDi (diesel)バージョンを、また11月にガソリン・バージョンを、それぞれ発売するはずだったが、スコダ・インディア幹部は同紙に「新自動車政策が発表された後にインドにおける生産計画にもう一度検討を加える」と語った。
観測筋によれば、ルピー相場の下落で自動車の発売価格やプロジェクト・コストに見直しを加える必要も生じている。プロジェクト・コストは当初700クローと見積もられていたが、今では1000ルピー(US$2.161億)前後にアップしたものと予想される。同社は当初発売価格を115万ルピー前後としていた。
スコダはマハラシュトラ州Aurangabad近郊Shendreに工場を設け、初年度に1200台、最終的に年間1万台の販売を目指している。オクタビアはセミノックダウン・キットから製造され、当初の地元部品の使用率は10-15%だが、数年内に50%に高められる。
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