2000-10-20 ArtNo.24144
◆JVSL、負債返済計画の一環としてL&Tにスラグ供給
【バンガロール】Jindal Vijaynagar Steel Ltd (JVSL)はLarsen and Toubro (L&T)に対する70クローの負債返済計画の一環として年間50万トンの顆粒状corexスラグを向こう30年間にわたり後者に供給する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月19日報じたところによれば、これ以前には、カルナタカ州Bellaryにおける工場の建設費70クローの支払い義務を有するJVSLは7%の自社株を、同負債の返済に当てると伝えられていた。
しかし今回合意されたパッケージの下、JVSLは70クローの一部を現金で支払うとともに、利子を含む残余額をスラグの供給により相殺する。また負債の返済が完了するまでの間、JVSLは自社株を担保としてL&Tに預ける。
JVSLは当初Associated Cement Companies Ltd(ACC)にトン当たり200ルピーで年間50万トンのスラグを供給することを計画したが、供給先をACCからL&Tに転換した。
Andersen Consultingにより立案された債務再編計画の下、JVSLはターム・ローンの一部を資本に転換する。これによりIndustrial Development Bank of India (IDBI)やIndustrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)に率いられる金融機関はJVSLの持分を拡大するが、JVSLの負債/自己資本比率は昨年度の4.87:1から1.75:1に、したがって負債額3910クロー、自己資本2234クローに改善する。
JVSLの第2corex plantは今年末に稼働、これにともない年間生産能力は現在の80万トンから160万トンに拡大する。
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